代償性発汗やホルネル症状といった副作用

多汗症の治療方法として手術を選択する方は多くいらっしゃいますが、手術を行うことで副作用の可能性があることをご存じでしょうか。多汗症の手術を行うことで、副作用として出る可能性のある症状には「代償性発汗」や「ホルネル症状」といったものが挙げられます。
ここでは、これらの症状について少し考えてみることにしましょう。まず、代償性発汗という症状は、手掌多汗症などの改善を目指し交感神経切除手術を行った場合、術後他の部位から発汗するようになってしまうといったものです。
症状の程度には個人差がありますが、多汗症の手術を行うことでこういった副作用があることを理解した上で手術を受けるようにしましょう。こういった代償性発汗は、どのような場合に症状が出てしまうのか根本的な原因は未だ解明されていません。
ですから、多汗症の手術を受ける病院選びも、手術後の副作用等にしっかり対応出来る病院を選びたいものです。そして、もう一つの副作用であるホルネル症状ですが、こちらは交感神経切除の際に誤ってダメージを与えてしまうことで引き起こされるといわれています。
具体的には、第1肋骨の上部にある交感神経を電気メスで損傷してしまうことが原因です。この損傷というのは直接的なものではなく、脂肪などが多い患者の場合電気メスの使用時間が増え、電気メスの熱によって損傷してしまうのです。現在では医療技術が上がったこともあり、ホルネル症状はほとんどみられなくなりましたが、多汗症の手術には副作用がつきまとうことは覚えておくようにしましょう。

関連記事

このページの先頭へ