限局性多汗症

多汗症というのは、大きく分けて「全身性多汗症」と「限局性多汗症」の二種類に分類されます。そのうち、ここでは限局性多汗症の場合について少し考えてみることにしましょう。
限局性多汗症というのは、限定的な部位に発汗が目立つ症状で、手のひらや足の裏、ワキの下、頭部といったような様々な部位に症状が出ます。症状がひどくなると滝のような汗が出る場合がありますので、改善しておかないと日常生活に支障をきたすことになるでしょう。
また、足の裏の限局性多汗症といった場合は、細菌感染の危険が高まったり水虫などの病気になりやすくなるといえます。このような限局性多汗症が発症する原因は、脳の中枢神経の異常や末梢神経の異常、脊髄に関係する疾患、皮膚疾患など様々な原因が考えられています。
具体的な病名としては、脳腫瘍、脊髄空洞症、肺がん、ギラン・バレー症候群、血管腫、パーキンソン病、糖尿病などが挙げられます。限局性多汗症の場合は、このように様々な病気や疾患が原因で起こるとされていますので、まず多汗症を発症した原因を探ることが大切だといえます。
当然自分でなんとか出来る問題ではありませんから、多汗症の自覚があるといった場合は、速やかに医療機関で診断してもらうようにしましょう。医療機関での診断方法では、神経系の分野からアプローチしたり、血液や皮膚といった部分からの検査、CTやMRIといった画像診断からの診断など、様々な診断方法があります。多汗症は放置していても改善されることはありませんので、まずは医療機関に相談してみてはいかがでしょうか。

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