交感神経切除手術

多汗症の原因として最も有力だとされているのが、交感神経の異常による発汗量の増加だといわれています。そういったことから、交感神経そのものを除去してしまう「交感神経切除手術」というのが多汗症の改善方法として注目を集めているのです。
この交感神経切除手術は、限局性多汗症である手掌多汗症などの場合に効果が期待出来るとされています。実際の手術では、内視鏡を使って胸腔内の交感神経を切除していきます。
ワキの下を1cm程度切開するだけですので、手術痕が残る可能性はほとんどなく、手術時間も10分から1時間程度と非常に手軽なのが魅力です。手術状況にもよりますが、入院が必要無くそのまま帰宅出来るケースから、1日入院といったケースまであります。
入院が必要になる場合でも、翌日検査を行い問題がなければそれで退院となりますので、煩わしさを感じることは無いでしょう。ただし、後日抜糸を行う必要がありますので、手術後2週間程度期間を置いてから再度病院を訪れる必要があります。
このように、非常に簡単に多汗症の改善が見込めることから、交感神経切除手術を希望する方は多いようです。ですが、手術を受ける際には合併症や副作用の可能性があることも、知っておく必要があります。
合併症では、「気胸」「肋間神経痛」「感染や出血」といったトラブル、副作用では「ホルネル症状」「代償性発汗」などが考えられます。こういったトラブルが発生する可能性も含めて、手術前には医師としっかり相談しておき、納得の上交感神経切除手術を受けるようにしましょう。

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